議員提出議案第４号　低温被害を受けた果樹農家への支援を求める意見書

低温被害を受けた果樹農家への支援を求める意見書

　平成２２年３月～５月の天候不良の影響を受け、梨、柿、桃などの果樹の実止まり不良・品質低下が懸念されている。
特に、梨は４月中旬の交配時期の低温により、実止まり不良は県下全域で見られ、着果量は前年と比較して３割程度減少することが見込まれ、農業共済（果樹共済）制度において異常災害となるのは必至の状況にある。
また、柿についても本県東部において同制度の異常災害になることが見込まれる。
ついては、国におかれては、すみやかに農業共済制度における異常災害の認定をしていただくとともに、早期に被害農家への共済金の支払が行えるよう再保険金の交付等について特段の措置を講じるとともに、農家が再生産への意欲を失わないような支援策を強く要望する。

以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。

平成22年　6月23日

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　鳥取県議会

内閣総理大臣
財務大臣 
農林水産大臣 　　　様
衆議院議長
参議院議長