コンピュータウイルスに感染したらどのような被害があるのか。また、ウイルス対策としてどのようなことをすればいいのか。
お使いのパソコンがコンピュータウイルスに感染した場合、
- パソコン内の情報(データ)がインターネット上に漏えいする
- パソコンに外部から侵入され、パソコン内のあらゆるデータが自由に見られたり、持ち出されたりする
- パソコン内のデータが消されてしまったり、パソコンが使えなくなってしまう
- サイバー攻撃や迷惑メール(スパムメール)の発信元になってしまう
などの被害が考えられます。
パソコン内の情報の漏えいについては、会社の機密情報であったり、個人のプライバシーに関するものが考えられますが、いずれもインターネットに漏えいした時点で、誰に悪用されるか分からないことから、ウイルス対策が重要になります。
ウイルスの中には、持ち主に気づかれないようにパソコンを乗っ取り、密かにサイバー攻撃に参加させたり、迷惑メールの送信元として使うものもあります(「ボット」や「「ボットネット」と呼ばれるウイルスの一種です)。この種のウイルスに感染した場合、あなたは単純な被害者となるだけでなく、場合によってはサイバー犯罪の加害者となる場合もあります。
インターネットを利用する上で、ウイルス対策は、なおざりにできない問題となっています。