議員提出議案第7号

2020年オリンピック・パラリンピック競技大会東京招致を支援する決議

 この議案を別紙のとおり提出する。
  平成25年3月22日 


  • 野田 修
  • 伊藤 保
  • 浜崎 晋一
  • 興治 英夫
  • 斉木 正一
  • 安田 優子
  • 上村 忠史
  • 横山 隆義
  • 内田 博長
  • 藤縄 喜和

2020年オリンピック・パラリンピック競技大会東京招致を支援する決議

 

 日本ではこれまで、1964年オリンピック東京大会をはじめ、1972年オリンピック札幌大会、1998年オリンピック長野大会を開催し、限界に挑戦するアスリートを通して人間の素晴らしさを世界に伝え、スポーツを通じての平和の実現を訴えてきた。

 現在、東京都では、再度のオリンピック・パラリンピック競技大会の開催を目指しているが、イスタンブール、マドリードとともに立候補都市に選定され、IOCが調査に訪れるなど招致競争も、佳境を迎えている。

 クーベルタン男爵が提唱した「スポーツを通して心身を向上させ、さらには文化・国籍など様々な差異を超え、友情、連帯感、フェアプレーの精神をもって理解し合うことで、平和でよりよい世界の実現に貢献する」というオリンピズムは、100年以上を経た今日でも色あせておらず、むしろ、国際紛争や貧困、格差などの問題を抱える現代社会にとって目指すべき姿を示している。

 加えて、我が国は東日本大震災による甚大な被害から立ち上がり、世界中からの支援に支えられ、被災地の復興に全力で取り組んでいるところであり、日本でのオリンピック・パラリンピック競技大会の開催は国民に勇気と希望を与えてくれるとともに、復興へ向けた日本の姿をPRし、世界の人々への感謝を示す良い機会になる。しかも、各国のチームは日本全国で事前キャンプを張るので、世界の第一線に立つアスリートたちと地域の子どもたちとの交流も生まれるものと期待する。

 よって、鳥取県議会は、2020年のオリンピック・パラリンピック競技大会の東京開催実現に向けた支持率アップなどの条件整備並びに招致活動に対し、全面的に支持し、協力する 。


 以上、決議する。


   平成25年 3月22日

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