議員提出議案第2号
2020年オリンピック・パラリンピック競技大会を支援する決議
この議案を別紙のとおり提出する。
平成25年10月8日
2020年オリンピック・パラリンピック競技大会を支援する決議
9月8日、ブエノスアイレスで行われた国際オリンピック委員会総会において2020年オリンピック・パラリンピック競技大会の開催都市が東京に決定した。
これは、アスリートをはじめ、国を挙げて招致運動に取り組んだ成果であり、鳥取県議会も招致運動を支持し、協力する決議を行ったところであるが、我が国が長年培ってきた治安面、財政面での国際社会における信頼によって得られた結果であると考える。われわれは、この平和の祭典の開催決定を大いに歓迎し、日本国民と喜びを分かち合うものである。
56年ぶりとなる東京でのオリンピック・パラリンピック競技大会の開催は、日本国民に夢と希望を与えるものである。また、開催までに東日本大震災からの本格的な復興を遂げることが不可欠であり、復興を促進させなければならない。くわえて、デフレ脱却に向けてようやく光明が見えてきた我が国経済をさらに明るくする起爆剤となり、鳥取県にも大きな効果をもたらすことも期待され、日本国民の自信と誇りを復活させることとなるだろう。
世界中から注目され、期待される2020年オリンピック・パラリンピック競技大会を成功させることは、我が国全体にとって大きな目標である。鳥取県は、日本国中を勇気づけるような選手の育成や、魅力あるキャンプ地として世界各国の選手を受け入れるなど、県民がオリンピック・パラリンピック競技大会を体感できるよう努力を行うべきであるとともに、鳥取県議会においても、広く県内の機運醸成を図るよう努める。
以上、決議する。
平成25年10月 8日
鳥取県議会