突然携帯電話に「利用料金未納のお知らせ」などというショートメールなどが届き、記載された連絡先に電話すると、「有料サイトの登録料が未納」「支払ったお金は国の支援で返ってくる」などと言われ、高額なお金を振り込むように要求されます。
さらに、「あなたのスマホがウイルスの発信源になって被害が出ている」「補償金を支払わないと逮捕される」などと脅され、次々にお金を振り込まされます。
令和4年10月に、こうした手口で県内の過去最高額となる4,550万円の被害が出ています。
下記の点に気を付けて、詐欺を見抜きましょう。
○ 「未納料金のお知らせ」など、お金に関する大切なお知らせが携帯電話のショートメールでくることは基本的にありません。
宛名もなく、何の利用料金かも分からない請求メールなどは【サギ】です。
○ 犯人はATMで振り込みをさせます。
「携帯電話を繋げたままATMを操作してください」と言われたら【サギ】です。
○ 振込先の口座番号を入力した際、振込先の口座名が表示されますが、必ず名称を確認してください。
近年、犯人が【暗号資産(仮想通貨)の取引用口座】に振り込ませる事例が増えています。
・ 「○○コキャクグチ」など、法人名義ではありませんか
・ 他人の名前で振り込むように言われていませんか
※ 暗号資産口座は決まった名前でないと振り込めないため、他人の名前で振り込むように言われたらサギです。
突然請求のメールなどが届けば不安になりますが、絶対に!記載された連絡先に電話しないでください。
まずは、警察や消費生活センターに相談をお願いします。