児童を守るのは大人の責任です。皆さんからの情報提供が、SOSを発する児童の発見、保護につながります。
児童虐待の早期発見と被害児童の早期保護のため、
・ 度々子どもが激しく泣いている
・ 夜一人で留守番をさせられている
・ 毎日汚れた同じ服を着ている
等、「虐待かも!?」と思われる児童を発見した場合は、最寄りの児童相談所、警察、市町村等に通報してください。
また、平成27年7月1日から、児童相談所全国共通ダイヤル189(いちはやく)の運用が開始されています。189番にかけるとお近くの児童相談所につながります。
~ 児童虐待は4種類に分類されます ~
○ 身体的虐待 ~ 殴る・蹴る、熱湯をかける、たばこの火を押しつける、強く揺さぶる等
○ 性的虐待 ~ わいせつな行為をする、又はわいせつな行為をさせる、裸やわいせつな
行為を撮影する
【被害児童の特徴】
年齢不相応な性知識を持っている
他児の性器を触る
自己の性器を見せる など
○ ネグレクト ~
長時間車中に放置する、適切な食事を与えない、家に残したまま度々
外出する、児童を学校に行かせない、保護者以外の
同居人による身体的
虐待、性的虐待、心理的虐待と同様の行為を放置する等
【被害児童の特徴】
基礎疾患がないのに低身長
着衣の汚れ
季節にそぐわない衣服 など
○ 心理的虐待 ~ 児童の見ている前で家族に暴力を振るう、言葉による脅かし、他の兄
弟姉妹と著しく差別的な扱いをする、児童を無視したり拒否的な態度を
示す、児童の心を傷つけるような言動をする等
【被害児童の特徴】
保護者の顔色をうかがう、または怖がる
家に帰りたがらない
兄弟がいる場合、親による顕著な兄弟間差別 など
みなさんへ
児童虐待は、児童の健やかな成長を阻害し、虐待の経験が少年非行やいじめ、引きこ
もり等の原因になる場合があります。
皆さんの情報提供がSOSを発する子ども達の発見、保護につながります。
児童虐待のない社会を目指しましょう。