近年、事業者等から個人情報等を盗み取ることを目的とした「標的型メール攻撃」が急増しています。
「標的型メール攻撃」とは、攻撃者が事業者等に対して、業務に関連した正当な電子メールを装い、市販のウイルス対策ソフトでは検知できないような不正プログラムを添付した電子メールを送信し、気付かずに添付されたファイルを開いた受信者のコンピュータを不正プログラムに感染させ、コンピュータ内の情報を盗むサイバー攻撃の手口の一つです。
「標的型メール攻撃」による被害を防止するため、以下の対策を行いましょう。
インターネットバンキングを利用中の、あなたのお金が狙われています!
インターネットバンキングでは、利用開始時にIDとパスワード、乱数表の暗証番号などを入力してログインした後、送金などの口座取引を行いますが、警察が把握している手口は、
- ログイン後にポップアップ画面(小さな画面)が表示される
- その画面に「システムのメンテナンス」や「機能の向上のため」にお客様情報の再入力をお願いします、というメッセージが表示される
- 「第2暗証番号」、「秘密の質問、合い言葉」、「インターネット用暗証番号」などの入力を求められる
というものです。
金融機関が、送金等の取引時以外に、ログイン後改めてID・パスワードや、乱数表などの入力を求めることはありません。
また、上記の画面が表示された場合は、あなたのパソコンがコンピュータウイルスに感染しているおそれがありますので、コンピュータウイルス検知を行うようにしてください。
あなたのお金をサイバー犯罪から守るため、少しでも不審点があれば、ID・パスワードなどの入力はしないでください。
また、コンピュータウイルス対策の詳細については、鳥取県警の「セキュリティ対策について」のページをご覧ください。