警察犬/とりネット/鳥取県公式サイト

警察犬とは

一般に犯罪捜査活動に適するよう訓練育成した犬のことを総称して警察犬と呼んでいます。犬の嗅覚は人間の3,000倍から１億倍ともいわれており、この優れた嗅覚を犯罪捜査や捜索活動に活用しています。

　公益社団法人日本警察犬協会が現在指定している犬種は、シェパード、ドーベルマン、コリー、エアデールテリア、ボクサー、ラブラドールリトリーバー、ゴールデンリトリーバーの７犬種ですが、鳥取県警察では犬種の条件は設けていません。

直轄警察犬

　鳥取県警察では、令和４年度から直轄警察犬制度を開始しています。

　直轄警察犬とは、警察で飼育、管理する犬のことをいいます。

　現在、直轄警察犬を１頭保有しています。

　初代直轄警察犬

犬名	ドリー　オブ　M２（エムツー）　フィールド
得意分野	捜索（足跡追及）
性格	人懐っこく、甘えんぼう
好きなこと	ボール遊び

嘱託警察犬

　嘱託警察犬とは、民間の方が飼育、管理する犬で、嘱託警察犬審査会に合格し、あらかじめ犯罪捜査、行方不明者の捜索活動等のため出動を嘱託した警察犬のことをいいます。

令和６年は、４頭の警察犬を嘱託しています。

嘱託警察犬の紹介

警察犬訓練会の開催

　鳥取県警察では、毎年春と秋に警察犬を対象とした訓練会を行っています。今後、嘱託警察犬を目指す犬やその指導手の方も参加いただけます。

　秋の訓練会に参加を希望される方は、令和６年９月27日（金）までに下記警察犬に関する問い合わせ先までご連絡ください。

　開催日時：令和６年10月２日（水）午前10時から午前11時30分までの間

　開催場所：鳥取県西伯郡日吉津村大字富吉　日野川河川敷

【令和６年春の訓練会開催結果】

　令和６年５月15日に日野川河川敷、同月18日に警察学校においてそれぞれ訓練会を開催し、警察犬４頭と訓練犬２頭、指導手４人が参加されました。

嘱託警察犬等審査会の開催

　本年11月に嘱託警察犬等審査会を開催する予定にしています。審査は、服従審査、足跡追及審査、臭気選別審査を行い、その結果を踏まえ、合格基準に達した犬と指導手には鳥取県警察嘱託警察犬等嘱託書を交付し、翌年の嘱託警察犬、嘱託警察犬指導手として活動していただきます。

　受審を希望される方は、鳥取県警察本部鑑識課又は最寄りの警察署（刑事担当課）に連絡をいただいた上で、令和６年９月27日（金）までに申請書及び別途資料（血統書の写し、狂犬病予防接種済みの証明書の写し）を最寄りの警察署（刑事担当課）に直接持参するか、郵送でお送りください。※送料は受審者の負担となります。

１　開催日時：令和６年11月６日（水）午前10時から午後１時までの間

２　開催場所：鳥取市布勢146番地１　ヤマタスポーツパーク　多目的広場

３　審査項目

〇服従審査：停座（ていざ）、伏臥（ふくが）、立止（りっし）、招呼（しょうこ）、脚側行進（きゃくそくこうしん）、物品持来（ぶっぴんじらい）、障害飛越（しょうがいひえつ）などで、指導手との信頼関係や服従度合いを審査するものです。

〇足跡追及審査：足跡に残された臭気から人の行動経路を追及するとともに、その経路で遺留物を発見させる審査です。

〇臭気選別審査：選別台に置かれた５枚の臭気布の中から正解の臭気布を選別する審査です。また臭気布の中に正解を含まない「ゼロ回答選別」という審査もあり、この場合は、何も選ばないのが正解です。

４　申請書

　　申請書は、パソコンでダウンロードし、A４用紙に片面印刷してお使いください。

　　※申請書は鳥取県警察本部鑑識課又は最寄りの警察署から受理することもできます。

　　嘱託警察犬指導手申請書(pdf:45KB)

　　嘱託警察犬審査申請書(pdf:51KB)

　　申請書記載上の詳細につきましてはこちらをご覧ください。