Q&A

Q&A

将来は警察官になりたいけど、警察学校での生活に不安があるという方も多いと思います。そこで、皆さんが感じている疑問に初任科生と教官がお答えします。

  

Question 1 なぜ、警察学校には厳しい規則やルールがあるのですか?

2018/12/19
Answer 警察官としての自覚や高い倫理観を身に付けるためには、自己を律する必要があります。そのため、警察学校では厳格な規律のもと生活をしていくことになります。この生活に慣れるまでは窮屈に感じることもあるかもしれませんが、社会人としてのマナーを身に付け、警察官としての基礎を作るためには必要なことです。

整列状況

Question 2 警察学校内で携帯電話(スマートフォン)は使えますか?

2018/12/19
Answer 携帯電話(スマートフォン)は、SNSも含めて平日の課外時間や休日に使えます。入校前のように、一日中、自由に使える訳ではありませんが、無駄な使用が減り、その分の時間を勉強や体力トレーニング、同期生との会話などに使うことができるので、意外にも不自由さは感じていません。

Question 3 警察学校ではたくさん走ると聞いたのですが、どれくらい走るのですか?

2018/12/19
Answer

初めのうちは、5キロ程度の距離を走ります。その後、少しずつ訓練を重ねることで、長い距離も走れるようになります。10キロマラソン等も行いますが、同期生と一緒に励まし合いながら、トレーニングを積むことによって走力が付くので大丈夫です。スポーツ未経験だった私でも、入校から半年後には、ハーフマラソンを完走することができました。

 

Question 4 術科は未経験ですが、大丈夫でしょうか?

2018/12/19
Answer 剣道、柔道ともにほとんどの人が未経験から始めますが、基礎から丁寧に指導を受けられるので大丈夫です。私を含め同期生は、教官による指導のもと、稽古を重ね、入校中に全員が初段以上を取得することができました。また、逮捕術はみんながゼロからのスタートでしたが、卒業前の想定訓練では、自然と体が動いて犯人役を制圧できるようになれたので、心配ありません。

   

逮捕術の訓練   剣道の稽古

Question 5 授業ではどんな勉強をするのですか?法律は、全く分からないので不安です。

2018/12/19
Answer

基礎法学(憲法、刑法など)や警察実務(犯罪捜査、交通など)に加え、手話や介助実習などの一般教養などを学びます。
警察学校は、自信を持って職務執行できる一人前の警察官を目指すための準備期間です。警察官としての勉強は、全員が初めてのことで、最初は分からなくて当然です。

法学も勉強をしていくうちに、少しずつ理解が深まり、いつの間にか不安が自信へと変わっていくので、大丈夫です。

 

実習の様子   授業の様子

Question 6 入校する前に取得しておいた方が良い資格はありますか?

2018/12/19
Answer

自動車運転免許を取得しておいてください。

なお、警察学校卒業後の配属先でマニュアル車を運転する場合もありますので、AT限定ではない方が望ましいです。

また、様々な書類や報告書を作成することが多い仕事なので、日頃から新聞を読んだり、日記を書いたりして読解力と作文力を身に付けておいた方がいいと思います。

 

Question 7 どのような食事ですか?

2018/12/19
Answer

警察学校では、食堂で、栄養士や調理員が、私たち学生のために一日三食、栄養バランスを考えたおいしい食事を作ってくれます。毎週金曜日の昼は、カレーライスまたはハヤシライスと決まっていて、特に人気があります。

 

食事風景   食事

 

Question 8 寮生活はどんな感じですか?

2018/12/19
Answer

警察学校の寮は、個室で冷暖房も完備されており、過ごしやすくなっています。また、各班に談話室という共有スペースがあり、そこで仲間と勉強や雑談などをして絆を深めることができます。寮生活の中では、自由時間もあり、各自が好きな小説を読んだり、好きな音楽を聴いたりしてリフレッシュしています。

 

男子寮の様子  女子寮の様子 

Question 9 全寮制ですが外出・外泊はできるんですか?

2018/12/19
Answer 入校後、最初の1か月は制限がありますが、その後の週末は金曜日の夜から日曜日の夜まで外泊できます。また、平日も課外時間であれば、近くのコンビニなどに外出できます。

Question 10 入校中の休みはどうなっていますか?

2018/12/19
Answer

カレンダー通り、土曜日、日曜日、祝日は休みです。そのほかに、年次有給休暇や夏季休暇などの各種休暇制度があり、お盆や年末年始等には、長期の休暇を取得することもできます。

Question 11 警察は男性の多い職場だと思いますが、女性でも大丈夫でしょうか?

2018/12/19
Answer

確かに、男性の方が多いですが、近年は女性の割合が増えてきています。警察学校では、性別に関係なく、みんなが切磋琢磨しながら勉強や訓練に励んでいます。警察の仕事には、女性にしかできないこともたくさんあります。つまり、自分のやる気次第で仕事は十分にやっていけます。

 

Question 12 警察学校の教官は、どのような人たちですか?

2018/12/19
Answer

教官は、厳しいです。勤務や寮生活において、規律が守られていない時などは、厳しく指導を受けます。最初の頃は、なぜこんなに厳しいんだろうと思っていましたが、警察の仕事内容や自分たちの立場を理解していくうちに、愛情を持って、厳しく指導してもらえることに感謝するようになりました。

また、教官には、優しく、温かみのある一面もあり、悩みなどの相談に真剣に応じてくれるほか、分からないことを質問すれば、丁寧に教えてくれます。

教官は、各分野で活躍してきた方ばかりなので、将来の目標像になっています。

Question 13 警察学校では、警察行政職員も警察官のように厳しい訓練をしますか?

2023/03/23
Answer 警察行政職員も警察学校に入校し、約4週間、警察職員として必要な知識や心構えを学びます。授業内容は、警察官と異なり、座学がほとんどで、柔道、剣道などの術科訓練は行いません。スポーツ未経験者も少なくなく、体力に自信がなくても大丈夫です。

Question 14 警察学校に入校するに当たり、どのような心構えが必要ですか?

2023/03/23
Answer 警察学校は、一般的な学校とは異なり、給与を支給されながら教養訓練を受ける場所なので、社会人としての自覚を持って入校してください。学生は、「知性」「誠実」「融和」という校訓のもと、規律を守り、一人前の警察官、警察行政職員を目指して教養・訓練に励んでいます。

Question 15 警察学校卒業後の勤務はどうなりますか?

2023/03/23
Answer

警察官は、鳥取県内の規模の大きな警察署に配属され、地域警察官として交番で勤務します。交番では、管内のパトロールなど地域に密着して治安を守る、県民の暮らしに最も身近な職務に当たります。

警察行政職員は、本部や警察署の様々な所属に配属され、実務教養を受けながら幅広い業務を経験します。

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