ノルディック・ウォーキングを体験しながら、晩秋のむきばんだの景色を楽しむイベント「むきばんだ満喫ノルディック・ウォーク」を開催しました。ノルディック・ウォーキングは、2本のポールを使ったウォーキングで、通常のウォーキングよりも全身運動効果が見込まれることから、トレーニングとしても、エクササイズとしても楽しむことができます。
今回は、むきばんだ史跡公園内の公開エリアから上淀廃寺跡(米子市淀江町)まで往復し8キロを歩く健脚コースと、史跡公園の見どころを周回しながら4キロ歩くファミリーコースの2コースを準備。強風の中での開催でしたが、心配された雨も上がって青空も時々見られ、景色を楽しみながら歩くことができました。全日本ノルディック・ウォーク連盟鳥取県西部支部のサポートを受けて、計67名の方が完歩されました。
※このイベントは、「ウォーキング立県19のまちを歩こう事業」認定大会です。
![弥生のムラ](/secure/1266452/IMG_1402.jpg)
![仙谷墳丘墓群](/secure/1266452/IMG_1455.jpg)
![上淀廃寺跡](/secure/1266452/IMG_1466.jpg)
![洞ノ原西丘陵](/secure/1266452/IMG_1476.jpg)
![ストレッチ](/secure/1266452/IMG_1488.jpg)
むきばんだ史跡公園では2019年からライトアップイベントを行っています。今回は、2世紀後半の集落の姿を復元したエリアのひとつ、妻木山(むきやま)地区「弥生のムラ」を会場として、「弥生と現代のムラ明かりの融合」をテーマにライトアップを開催しました。寒い中御来場いただきました皆様、どうもありがとうございました。
今回も復元した竪穴住居と高床倉庫を19基の発光ダイオード(LED)ライトで照らし、自由に散策できるようにした他、新たに竪穴住居の中を見学できるように工夫し、アーティストによる影絵が見られる住居や、室内に吊り下げたひょうたんランプ群と床に並んだハスランタンの明かりに包まれる住居など、展示空間としての体験も加えました。また、屋外にも史跡公園職員が半年以上の時間をかけて作り上げた作品を並べました。弥生時代の「炎の宴」をテーマに「炎」の竹灯篭を囲んで「踊る弥生人」、村を駆け抜ける「森の動物たちの世界」そして会場導入路に並べた高さ2mの竹灯籠や球体の竹細工など、大変好評でした。2日間で503名の方に御参加いただき、アンケートでも「面白かった」「また開催して欲しい」という感想などを多くいただくことができました。
→ライトアップむきばんだ2021【外部サイト(YouTube)】3分45秒
![住居2棟](/secure/1266137/PXL_20211113_094529521.NIGHT_s_s.jpg)
![竪穴住居横から](/secure/1266137/589pix.jpg)
![竹灯籠](/secure/1266137/9_s.png)
![炎の宴](/secure/1266137/300pix.jpg)
![踊る弥生人](/secure/1266137/4_s.png)
![ひょうたんランプとハスランタン](/secure/1266137/12_s.png)
天候に恵まれ、青空の下で「トリドリむきばんだ」を開催し、2日間で860名の方に御来園いただきました。
広い史跡公園内で、竪穴住居に入ったりピクニックを楽しんだりしながらイベントにも参加する、長時間滞在の家族連れの方が多かったようです。むきばんだ史跡公園では約1年ぶりの大型イベントとなる上、新型コロナウィルス対策をしっかり取りながらの運営ですので、緊張しながら準備を進めてきましたが、たくさんの子どもたちの笑顔を見ることができ、「初日に参加したらとても楽しかったから」と、2日目も御参加いただいた家族もおられるなど、喜んでいただけている姿を見ることができて、職員一同とても嬉しく思っています。御参加いただきました皆様どうもありがとうございました。
![](/secure/1264850/gate_2_thumb.jpg)
![青谷出張ブース](/secure/1264850/aoya.JPG)
![狩猟体験 村長](/secure/1264850/osa.JPG)