議員提出議案第5号

竹島問題の解決と日韓暫定水域における漁業秩序の確立を求める意見書

 この議案を別紙のとおり提出する。
平成17年3月23日

  • 広田 喜代治
  • 鉄永 幸紀
  • 伊藤 保
  • 湯原 俊二
  • 石黒 豊
  • 藤井 省三
  • 山根 英明
  • 伊藤 美都夫
  • 小玉 正猛
  • 小谷 茂

竹島問題の解決と日韓暫定水域における漁業秩序の確立を求める意見書

日本と韓国の双方が領有権を主張している「竹島」は、韓国により実効支配されており、我が国の主権が行使できない状態が続いている。この竹島の領有権の問題については、速やかに解決への積極的な努力を行うべきである。
また、平成11年1月に発効した日韓漁業協定により設定された暫定水域においては、韓国漁船の無秩序操業を原因とする資源の枯渇と漁具被害の発生により、我が国漁船は、漁場からの撤退を余儀なくされている。暫定水域における水産資源の管理をはじめ、日韓両国漁船の操業秩序の確立については、民間協議に任せるばかりでなく、日韓両国政府が責任を持って対応する必要がある。
よって、国におかれては、下記の事項について、毅然とした態度で韓国政府と交渉に当たられるよう強く要望する。

  1. 竹島の領有権の問題は、国が誠意をもって対応し、早急に解決すること。
  2. 暫定水域における水産資源の適正な管理を行うため、日韓両国漁船の操業隻数の設定、操業期間の統一等を早急に実現すること。
  3. 竹島周辺での我が国漁船の安全航行の確保を図ること。
以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
平成17年3月23日

鳥取県議会

内閣総理大臣、外務大臣、農林水産大臣、国土交通大臣、衆議院議長、参議院議長 様

Copyright(C) 2006~ 鳥取県(Tottori Prefectural Government) All Rights Reserved. 法人番号 7000020310000