議員提出議案第10号
真に必要な道路の整備促進を求める意見書
この議案を別紙のとおり提出する。
平成18年12月18日
真に必要な道路の整備促進を求める意見書
道路は、国土軸や地域間の交流・連携を形成する最も重要な基盤施設であり、安全・安心で快適な地域社会を形成するために必要不可欠なものである。
県内では、現在、中国横断自動車道姫路鳥取線、山陰自動車道、鳥取豊岡宮津自動車道等の整備が鋭意進められているが、未整備区間が多く、また、住民生活を支える一般道路も含め、今後とも真に必要な道路の整備を着実に進めることが必要な状況にある。
こうした中で、国においては、真に必要な道路整備は計画的に進めるとして、平成19年中に、今後の具体的な道路整備の姿を示した中期計画を作成すること、道路特定財源については一般財源化を前提に、平成20年の通常国会において所要の法改正を行うことなどを閣議決定されたところである。
国におかれては、今後とも道路整備に当たっては、地方の実情や意見を十分に反映されるとともに、特に下記の事項について特段の配慮を強く要望する。
記
1 中国横断自動車道姫路鳥取線、山陰自動車道及び鳥取豊岡宮津自動車道をはじめ、真に必要な道路を中期計画に位置付けること。
2 道路特定財源については、受益者負担という制度趣旨にのっとり、道路整備に充当するとともに、その配分に当たっては、遅れている地方の道路整備に重点的に配分すること。
以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
平成18年12月18日
鳥取県議会
内閣総理大臣
財務大臣
国土交通大臣 様
衆議院議長
参議院議長