地下深くのこと
(地表面から10kmの深さが地震の震源です。山陰地方の地震は大体この深さに発生します。岩盤に力が加わり、歪が蓄積され、震源断層が形成されます。それが地震です。鳥取県西部地震では長さ20km、幅10kmでずれ1.5mの断層が出来ました。)
山陰地方の地震の特徴
古地震と被害地震
大地震(マグニチュード7以上)
出雲地震(880年、M7.0) (この地域に、2000年10月6日に鳥取県西部地震(M7.3))
浜田地震(1872年、M7.9)、北丹後地震(1927年、M7.3)、鳥取地震(1943年、M7.2)
最近の地震活動
1970年以降、地震活動が山陰地方に集中した。
1989年から震源断層と同じ所に地震が繰返し発生(1989、1990、1991、1997年)
A :三瓶山付近の地震(1977年・1978年)
B :鳥取県中部の地震(1983年)
C :大山付近の地震(1985年)
D1:鳥取県西部の群発地震(1989年)
D2:鳥取県西部の群発地震(1990年)
E :島根県東部の地震(1991年)
D3:鳥取県西部の群発地震(1997年)
鳥取県西部地震 (M7.3 2000年10月6日)
兵庫県北部の地震(M5.4 2001年1月10日)
芸予地震 (M6.2 2002年3月23日)
鳥取県中部の地震(M5.3 2002年9月16日)
地下深くのこと
地震を引き起こした地下断層(震源断層の大きさと位置)下図はその概念を表した図