2020年7月22日
二十四節気(にじゅうしせっき)の1つ大暑(たいしょ)の頃となり、夏の暑さが本格的になる頃となりました。 さて、倉吉市内の市街地を流れる川で、動物が泳いでいるのを見かけました。
この動物は、上流に向かって口を開けて泳いでいました。この動物は、ヌートリア科のヌートリアで、南アメリカ原産の特定外来生物です。 元々日本には生息していなかった動物で、第二次大戦中に毛皮採取のために西日本を中心に飼育されていました。その後、毛皮の需要がなくなり、放されたりしたものが野生化し、現在西日本を中心に生息しています。 鳥取県中部地区でも、川や池で泳いでいるのを時折見かけ、定着している動物です。写真のヌートリアは、私の存在に気付くと草むらに隠れました。しばらく経ってから同じ場所に行くと、また同じように泳いでいました。身の危険を察知すると、水中に潜ったり草むらに逃げる習性があります。
主な参考文献 ・日本の外来生物 財団法人自然環境研究センター/編著 平凡社 2008年
中部総合事務所環境建築局 2020/07/22
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