防災・危機管理情報



 中部担当の自然保護監視員が、日々のパトロールの中で発見したこと、感じたこと等を綴りながら、中部地区の魅力的な自然の数々をご紹介します。
 

2009年1月13日

白銀に輝く大山連山

 それでも1月8日は晴れ間がのぞき、倉吉市内から烏ヶ山、大山、甲ヶ山など大山連山がスカッと見渡せました。
 13日現在、大山は例年の3倍以上の雪が積もっているということですが、山仲間と行った元旦の様子をお知らせします。

 年末から降り始めた雪は大山寺で50~60cmといったところでした。
 降り続く雪で踏み跡も消えがちでしたが、順調に7合目まで進みました。

 しかし、北西の風がもろに吹き付ける8合目直下で前も見えず、目も開けられず、やむなく撤退となりました。
 他のパーティーも頂上はあきらめたものが多かったようです。

1月8日、倉吉市街地から臨む大山

左から烏ヶ山、大山本峰、矢筈ヶ山、甲ヶ山

眺めるだけならまさに絶景です。
元旦の大山。5合目から元谷へと下る

新雪で軟らかく、歩くというよりも滑り落ちるという感じで。

樹には樹氷ではなく、着雪。時おり風が吹き、落雪を頭から被る。

 下山は踏み跡のあった元谷コースへ。
 樹林帯を抜け、元谷に出ると先行のパーティーが深い雪に立ち往生。
 ラッセルを交代し、吹き溜まりを避けながら腰まである雪を泳ぐように谷を横断、林道まで進むとスノーシューのトレースがあり、やれやれ。 大神山神社まで下り、初詣を済ませました。

 近年、暖冬で雪の少ないことに慣れてしまっています。
 平地にはなるべく少なく、山には沢山降ってほしいと思うのはわがままなのでしょうか。(自然保護監視員 浜辺正篤)


中部総合事務所環境建築局 2009/01/13 in 県立自然公園,国立公園,植物,中国自然歩道,野鳥



問合せ先

中部総合事務所 環境建築局 環境・循環推進課

(自然公園担当)
電話:0858-23-3276  Fax:0858-23-3266

(野生鳥獣・狩猟免許担当)

電話:0858-23-3153  Fax:0858-23-3266

  
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