6月24日、オオキンケイギクが日野郡内にどれだけ生えているか状況確認を行
いました。
みなさん、オオキンケイギクって知っていますか?この時期、コスモスみたいな
オレンジ色の花をいたるところで見かけると思います。かわいいこの花ですが、
なんとっ、特定外来生物に指定されています。
オオキンケイギク【キク科】
大きさは30cm~70cm。花の大きさは直径5~7cm。花期は5~7月。原産国は
北アメリカで、観賞用、緑化用として導入されました。
河川敷や道路沿い、海岸などに成育します。とても生命力が強いので、在来種
に影響を及ぼすおそれがあります。
★外来生物ってなに?
もともと日本にはいない海外から来た生物のことを外来生物といいます。
生物は本来、山や川、分散能力などによって自由な移動が制限されています。
昔から存在する生物は長い時間をかけてそこの地域に適応してきました。 とこ
ろが、人が外から生き物を持ち込んだ(外来生物)ために、もといた生物が生きて
いけない状況が発生してきています。
★特定外来生物ってなに?
生態系、人の生命や身体、農林水産業へ被害を及ぼしたり、及ぼすおそれがある
外来生物が指定されています。特定外来生物に指定された生物は法律で繁殖拡大
の規制がかけられています。
★オオキンケイギクを見つけたらどうしたらいい?
オオキンケイギクをみつけたら、種になる前に刈り取るか、根っこから掘り起こしまし
ょう。種をまくようなことはしてはいけません。
日野振興センター 2010/06/24