梅雨が明けて傘マークからお日様マークが続く天気となりました。いよいよ夏本番です!
7月13日(水)、大山隠岐国立公園内にある烏ヶ山の登山禁止の看板がはずれていたので、江府町役場の職員さんと一緒に支柱と看板を固定するための作業を行いました。
翼を広げたカラスにように見えることから名づけられた烏ヶ山。その美しい姿から山陰のマッターホルン(スイスとイタリア国境に位置する山)と呼ばれ親しまれています。
烏ヶ山は、平成12年の鳥取西部地震の際に頂上付近が崩壊して危険であることから、登山禁止となっています。
登山道再開の意見等が寄せられたことを受け、遭難防止協会等関係機関が集まり登山道調査を行っていますが、現在も修復の目途はたっておらず、危険であることは変わりません。
禁止されているにもかかわらず、登山者が後を絶たない烏ヶ山。
「自己責任で登れば、問題ないじゃないか」と言われる方もいらっしゃいますが、何が起こるかわからないのが山の怖いところ。この春から事故が続いています。
もし烏ヶ山登山を計画している方がいるなら、もう一度考えていただけたらと。何かあったら登山禁止の危険な場所に救助に行く人がいて、その人達にも危険がともなうということを…。
日野振興センター 2011/07/13