今回は、動物編として２０１４年のパトロール中に撮影した動物の写真を紹介します。


左上から　秋に北栄町に舞い降りたコウノトリ/春に倉吉市に舞い降りたマナヅル/県の絶滅危惧種に指定されているシノリガモ/倉庫に迷い込んだハイタカ、無事空へ飛び立つ/ねぐらからエサ場へと飛び立つコハクチョウ/コバルト色の体色が美しいカワセミ



左上から 渓流に生息するミヤマカワトンボ/長距離の渡りをすることで知られるアサギマダラ/木の枝に産みつけられたモリアオガエルの卵/岩の上で甲羅干しする巨大なスッポン

　この中でも、コウノトリは翼を広げた時の長さが２ｍ近くもある大型の鳥で、飛び立つ姿は迫力がありました。コウノトリはかつては日本各地に生息していましたが、１９７１年に日本では野生種が絶滅しました。そのため、１９９９年からは兵庫県立コウノトリの郷公園を中心に保護増殖事業が展開されており、写真の個体はこの事業により人工的に育成後放鳥された個体が野外繁殖した結果誕生したものと確認されました。ヨーロッパでは、幸せを呼ぶ鳥とされるコウノトリにお目にかかれただけで幸せな気分になりました。

　写真のデータは、拡大をしているためそれぞれの大きさの比較はできません。