食品リサイクルループの構築について

  • 食品残渣(生ごみ)は可燃ごみの約6割を占めていますが、食品残渣を貴重な資源として捉え、有効利用していくことが重要です。
  • 県内でも、食品残渣を堆肥・液肥化し、その堆肥等で栽培された農作物を食材として循環利用する食品リサイクルループ構築の取組が広がってきています。
  

県内の取組事例

■伯耆町立岸本小学校
・伯耆町立岸本小学校では、給食センターから出される食品残渣を処理機により堆肥化し、その堆肥を利用して花や野菜を育てています。
・収穫時には地域の方々に教えてもらいながら収穫し、収穫祭には一緒に野菜を食べ、食品リサイクル・ループが構築されています。
・同校は、こうした取組により平成23年度鳥取県循環型社会推進功労者表彰平成24年度循環型社会形成推進功労者等環境大臣表彰を受賞されました。
花を植える岸本小学校の生徒たち 作業をする岸本小学校の生徒たち

■県立中央病院
・県立中央病院では、食品残渣をリサイクル企業(因幡環境整備(株)さん)に引渡して液肥化するとともに、同社の農場で液肥を利用して栽培された人参や玉ねぎ、じゃがいもなどの農作物を食材として活用されています。

■ル・コションドール
・鳥取駅近くにあるベーカリーカフェ「Le Cochon d'Or(ル・コションドール)」さんでは、お店から出される食品残渣をリサイクル企業(因幡環境整備(株)さん)に引渡して液肥化するとともに、同社の農場で液肥を利用して栽培された人参やじゃがいもなどの農作物を食材として活用されています。(エコトリピーのブログでも紹介されています)
ル・コションドール バケット

■湯梨浜町
・湯梨浜町では、家庭や給食センターなどから分別収集した食品残渣をリサイクル企業(北溟産業(有)さん)で液肥化されています。
・液肥は展示圃場等でPRするとともに、地元農家の方が液肥で栽培した野菜に「エコ野菜シール」を貼って販売し地域で消費する取組を進めておられます。
湯梨浜町 湯梨浜町エコ野菜シール

  

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