全国知事会議(平成26年7月15、16日 唐津市)

 平成7月15日(火)・16日(水)の2日間にわたり、佐賀県唐津市において全国知事会議が開催されました。
 今回の全国知事会議は、「人口減少問題」を重要課題と位置づけており、現状の課題や早急に取り組むべき政策等について、日本創世会議の増田座長とともに議論が行われました。
 また、新藤総務大臣にご出席いただき、現状の安倍政権での取組についてご説明いただき、各知事と大臣との意見交換が行われました。
全国知事会議での平井知事の様子全国知事会議の様子
  

概要

議題

(1) 地方税財源の確保・充実について

平井知事からは、地方消費税率の引き上げに伴い財政力の格差が拡大することから、税源の偏在を是正すべきであること、必要な地方一般財源総額を確保する必要があることについて発言がありました。

(2) 地方分権改革の推進について

(3) 地域経済の再生について

平井知事からは、地方創生本部等の地域経済を再生するための国の議論の場にあっては地方代表を参画させる機会を求めるべきとの発言がありました。

(4) 東日本大震災からの復興の加速化

(5) 原子力発電所の安全対策及び防災対策

(6) 少子化対策

人口減少、少子高齢化対策が避けては通れない、待ったなしの課題であるとの認識のもと、「少子化非常事態宣言 日本を救うラストチャンス 少子高齢化対策待ったなし!」をスローガンに結束して行動することが確認されました。

(7) 女性にとって働きやすい環境の整備

(8) 社会保障改革(人材対策、国保)

平井知事からは、国民健康保険制度の都道府県移管に関して、国保の財政上の構造的な問題の解決策の提示を国に対して強く求めることについて発言がありました。

(9) 国土強靱化

(10)道州制について

(11)マイナンバー制度について

(12)全国知事会の要請項目に対する政権の取組状況と課題について

総合戦略・政権評価特別委員会委員長である平井知事から、全国知事会の要請項目に対する政権の取組状況について報告され、今後も国政の状況を引き続き注視し、必要が生じた場合には、全国知事会として機動的に要請活動等を行っていくことが確認されました。

(13) 平成27年度国の施策並びに予算に関する提案・要望

増田元総務大臣との意見交換(人口減少問題)

報告

(1) 第31次地方制度調査会について

(2) 地方公共団体金融機構代表者会議委員の選任について

(3) 平成25年度全国知事会決算

(4) その他 補正予算、平成27年度全国知事会予算

総務大臣との意見交換

 このほか、拉致問題に関する国の動きを受けて、平井知事が提案された「拉致問題の早期解決に関する緊急提言」がとりまとめられました。
 また、舛添東京都知事が提案された2020年東京オリンピック・パラリンピックに向け都道府県の連携・協力組織を全国知事会の中に設置することについて了承されました。

  

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