鳥取県の危機管理


強風時の屋外での火の使用は絶対に止めましょう!!

     4月から5月は空気が乾燥し、風の強い日があるなど、火災が発生しやすい季節です。

     昭和27(1952)年4月の鳥取大火も強い南風により瞬く間に燃え広がり、甚大な被害が発生しました。

     近年の県内火災発生状況ですが、令和5年に177件(林野、枯れ草火災等含む)発生しており、令和4年の193件と比較し、16件減少している状況です。また、負傷者は13人(令和4年35人)、死者は9人(令和4年15人)と負傷者・死者ともに減少しています。

     屋外での火の使用については、気象庁が発表する乾燥、強風などの注意報を事前に確認し、状況によっては使用を中止するなど安全最優先での使用・取り扱いをお願いします。

     また、屋外で野焼きを計画されている場合は、お近くの消防署に届出をしていただくようお願いします。

     屋外に限らず、屋内においても寝たばこは絶対にしない・させない、コンセントのほこりを清掃するなどの火災予防対策に取り組んでいただくようお願いします。

     鳥取県内の火災ゼロを目指しましょう!!

    ■気象庁HP

     鳥取県の警報・注意報

    ■総務省消防庁HP

     住宅火災~いのちを守る10のポイント

    ■県内消防局HP

     ・東部消防局

     ・中部消防局

     ・西部消防局

鳥取大火とは

 昭和27年(1952)年4月17日午後2時55分頃、鳥取市吉方の市営動源温泉付近から出火し、フェーン現象による強い南風の影響で、火は瞬く間に燃え広がり、旧市街地の3分の2を焼き尽くしました。鎮火したのは、火災発生から約12時間後の翌18日午前3時ごろのことでした。
 この大火による被害は、死者2人、負傷者3,966人、り災者数は2万4千人に上りました。焼失建物は個人家屋5,228戸、公共造営物・会社銀行等510棟で、被害総額は193億2,639万円(推定)に上るなど、戦後では国内最大級の火災となりました。

 

とりせん百貨店前   遷喬小学校付近から智頭街道方向(南西)を望む     片原にあった中国電力鳥取営業所(現在の中電ふれあいホール付近)から見た市街地の焼失状況

(鳥取県立公文書館所蔵)    

関連行事

企画展「君野順三が見た鳥取大火」(主催:鳥取県立公文書館)

 会期:令和6年4月12日(金)~ 4月28日(日) ※会期中は無休 
 場所:公文書館 1階展示コーナー(鳥取市尚徳町101)※ 入場無料 

 会館時間:午前9時~午後5時

   <見どころ>

(1)君野順三旧蔵鳥取大火関係写真9点<初公開>

(2)県立鳥取図書館の復旧<公文書館所蔵(文書)・初公開>

  

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