2021年1月に行われた「とっとりジビエ座談会@ONLINE」で紹介された
室田シェフのオリジナルレシピです。
イノシシとシカを使った「ジビエハンバーグ きのこソース」と
イノシシを使った「猪ベーコンと牡蠣のクラムチャウダー」をご紹介します。
<室田拓斗オーナーシェフ プロフィール>
東京 表参道のフレンチレストラン「ラチュレ」オーナーシェフ室田オーナーシェフ
2016年8月 LATURE(ラチュレ)を独立開業後
Gault&Millau(ゴーエーミヨ)明日のグランシェフ賞を受賞
ミシュランガイド東京2018から1つ星を獲得
ミシュランガイド2021東京で一つ星と、新設されたグリーンスター(*)獲得
*ミシュランガイド東京2021から導入された新指標。(東京版では6店舗)
地産地消や食材の旬を大切にしているレストラン、フードロスの先駆者、
野菜栽培の先駆者のロールモデルとなるレストランが選定される。
「とっとりジビエ」座談会@ONLINEの動画はこちらからご覧いただけます。
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「とっとりジビエ」座談会@ONLINE パート1
「とっとりジビエ」座談会@ONLINE パート2
肉感がたまらない!ざっくり粗びきミンチの「ジビエハンバーグ きのこソース」
材料
<ジビエハンバーグ(160g×7個)>
鹿粗ミンチ 750g
猪粗ミンチ 250g
片栗粉 25g
パン粉 15g
サラダ油 25g
粗びき黒こしょう 2g
塩 10g
玉ねぎ(みじん切りをソテーしたもの) 75g
キャトルエピス(ペッパー、ナツメグ、ジンジャー、クローブ) 2g
卵 1個
<赤ワインきのこソース>
しいたけ、マッシュルーム 各6個
しめじ、まいたけ 各1パック
赤ワイン 200g
バルサミコ酢 50g
デミグラスソース 500g
玉ねぎ(スライスをソテーしたもの) 250g
ローリエ 2枚
タイム 3本
バター25g× 2
オリーブオイル 適量
塩、こしょう 各適量
作り方
1 <赤ワイン きのこソース>
しいたけは2つに切る。しめじ、まいたけは大ぶりにほぐす。
マッシュルームは4つ割りにする。
鍋を熱してバター25gを溶かし、オリーブオイルを回し入れ、きのこを中火で炒める。
焼き色がついてきたら、塩、こしょうをふる。赤ワイン、バルサミコ酢を加えて煮る。さっと煮る。
デミグラスソースと炒めた玉ねぎを入れ、ソースが完成。
2 ハンバーグの材料を粘りが出るまで練り混ぜる。
7等分して両手で空気を抜きながら成形する。
フライパンにサラダ油を熱し、ハンバーグの両面を焼き色がつくまで焼く。
1のソースにハンバーグ、タイム、ローリエを加え、蓋をして10分煮る。
裏返して蓋をして10分煮る。さらに10分煮る。途中、ソースからハンバーグの頭が出るようなら、ソースを回しかけながら煮る。
バター25gを鍋に入れて溶かし完成。
詳しい解説はこちらの動画から(外部サイト)…(近日公開)
猪ベーコンと牡蠣のクラムチャウダー
材料
<猪ベーコン>
猪バラ肉 500g
塩 肉の重量の3%
グラニュー糖 肉の重量の1.5%
白こしょう 肉の重量の0.3%
(ベーコンは以上)
あさり(殻つき)600g
牡蠣(むき身)100g(8粒)
玉ねぎ100g
にんじん50g
じゃがいも100g
白ワイン100ml
バター30g
薄力粉10g
水300ml
牛乳300ml
生クリーム50ml
ブロッコリー(小房・ゆでる)適量
作り方
1 猪のベーコンを作る。
猪バラ肉に塩、グラニュー糖、白こしょうを混ぜたものをもみこみ、3日間マリネする。
1時間流水にさらして塩抜きした後よく拭き、網パッドに置いて冷蔵庫で1日乾かす。
真空パックなどの保存袋に入れて湯せんで78℃で火入れした後袋から取り出し、表面をよく拭く。
1時間冷燻にする。
※冷燻とは…低温でじっくり燻製する手法。温度の目安は15~25℃位
2 あさりは砂抜きしてよく洗い、白ワインで2~3分蒸し煮にして身とだし汁に分ける。
牡蠣をあさりと同じ大きさに切る。猪ベーコン、玉ねぎ、にんじん、じゃがいもを1cm角に切る。
3 鍋にバターを入れて溶かし、ベーコン、玉ねぎ、にんじん、じゃがいもが甘みが出るまで炒め、薄力粉を加え、色づかないようにしっかり炒める。
水、あさりのだし汁、牡蠣を加えて20分ほど煮る。
牛乳、生クリーム、あさりの身を加えて5分ほど煮る。
味見をして足りなければ、塩、こしょうをふる。
ブロッコリーを加えてさっと煮て完成。
作り方を動画で見られます!
室田シェフ直伝!動画で作り方を見ることができます。
動画サイトへはこちらから(外部サイト)…とっとりジビエ 室田レシピ