西田氏は鳥取県における地震に関する第一人者として50年以上にわたって山陰地方の地震研究を進め、優れた業績を挙げるとともに、鳥取県原子力安全顧問、鳥取県防災顧問、鳥取県地震防災調査研究委員会委員等を歴任し、地震防災対策等に係る提言・助言を通じて本県の防災行政の充実・強化に尽力されています。
<主な功績>
○鳥取県原子力安全顧問(H26~R6)
・令和6年9月:島根2号機の審査結果等に対する原子力安全顧問の意見
・令和4年3月:基準地震動の妥当性に関する原子力安全顧問の確認
・令和3年11月:島根2号機の新規制基準適合性審査結果等に関する原子力安全顧問の意見
・トラブル事象に対する県の判断に資する専門的な意見
○鳥取県防災顧問(H17~)
・鳥取県西部地震(平成12年10月6日)及び鳥取県中部地震(平成28年10月21日)
発災当日から速やかに県災害対策本部に入り、山陰地域の地震活動などの研究活動を通じて得られた知見を生かし、今後の余震活動の推移や最大余震の発生予測等、災害対策に必要な指導・助言を実施。
・令和6年能登半島地震(令和6年1月1日)
「令和6年能登半島地震を受けた地震津波対策に向けた会合(初動対処)」及び「鳥取県防災顧問会議」に出席し、能登半島地震、山陰地域の地震活動、今後の地震活動等について助言を実施。