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船員ポスト要求に係る県提案に対する組合の回答の概要

○日時  平成20年2月6日(火)10時30分~11時00分

○場所  職員課協議室

○出席者  知事部局:伊澤職員課長、萬井給与管理室長補佐、難波主幹

      県職労:片山執行委員長、山中書記長

<概要>

組合:県からの提案を受けて所属で協議を行ったが、海事職3級(係長級)への昇任の目安について、当局から国の取扱いを参考にということで話があったが、年齢が50歳前後になるとなると、そこまで2級で働き続けることには現実的には本人の体力も気力も落ちてきて、がんばろうという気持ちになれるかどうかわからない。

   また、50歳前後で3級に昇任したときの給与を考えた時、民間の船員の給与と比べ、県の方が低いという感覚が現場にはあり、処遇としてなんとかしてほしいという思いもある。

   現場としては、自分たちの給与が民間と比べて低いと感じてしまった以上、これ以上、県からの提案に対して継続協議ができるような状況ではなかった。

   合意に向けて協議を進めたいという気持ちもあったが、残念ながらこのような状況から今回の交渉の結果としては、合意という整理はできない。

県:海事職給料表導入に伴う職務分類表の設置にあたり、具体的な運用として県から今回提案した職の設置案については、組合としては合意できないということであるが、(海事職の給料表の導入及びそれに伴う所要の改正について)人事委員会勧告のとおり条例案を提出するということについては反対はないと思うが、この点については了解という整理ができるのではないか。

組合:条例を提案すること自体には反対ではないので、条例提案については了解する。

県:それでは、条例提案については、組合とも了解の確認をしたということで、給与条例等の改正は2月議会に提案させていただく。また、役職ポストの設定については、交渉の途中経過としては県側から提案した内容もあったが、この部分については、今回の協議では合意できなかったことから、追加で提案した内容はすべて白紙に戻して当初に提案したとおり「第一鳥取丸」と「はやぶさ」の両船で、船長、機関長が各1名、「第一鳥取丸」に士長1名の合計5名でスタートさせることとする。

   ポスト整理の話は、本来、必要に応じて協議してきているものであり、まずは各職場において、どのような業務を、どのような組織体制、責任をもって行っていくのか、今後においてもよく話しあっていくことは必要なことだと考えている。

組合:了解した。

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