鳥取警察署は7月17日、窃盗未遂事件の被疑者として男を逮捕しました。
被疑者は、金品を窃取する目的で、鳥取市内の女性宅において、女性の所有する普通乗用自動車の車内を物色しましたが、金品の発見に至らず、その目的を遂げなかったものです。
鳥取警察署は7月16日、道路交通法違反（無免許運転、速度超過）、有印私文書偽造・同行使事件の被疑者として男を逮捕しました。
被疑者は7月13日、鳥取市内の市道において無免許で普通乗用自動車を運転中、交通指導取締り中の警察官から速度違反に関する聴取を受けた際に、他人の氏名等を申し立て、交通反則切符等にその者の氏名を記載し指印したものです。
米子市内居住の女性が約235万円をだまし取られる詐欺事件が発生しました。
本年5月28日、女性が自宅において自分のスマートフォンでインスタグラムを見ていたところ、副業に関する広告を見つけたのでタップし、A女のLINEアカウントを友達登録しました。
女性は、A女から短い動画を見て視聴者数を増やすという「タスク」と呼ばれる副業を紹介されたので、その副業を行うとともに、A女が勧めるタスクの報酬の入出金が便利になるサイトと、タスクに関するやりとりを行うメッセージングアプリをそれぞれ登録し、以後はそのアプリでB女から指示を受けるように伝えられました。
5月29日、B女から「サイト内で暗号資産を指示どおりに購入すれば高額の報酬が得られる。」などと高額報酬のタスクが送られ、女性は、指示どおりにタスクをこなせば報酬が得られると思い、同日、タスク参加費用として、B女が指定した預貯金口座に4回に分けて合計12万円を振り込み、B女の指示に従ってサイト内で暗号資産を購入していましたが、女性が誤って別の暗号資産を購入してしまったため、B女から「違約金として投資金の5倍の金額が必要。」などとメッセージが送られてきました。
女性は、B女が指定した預貯金口座に5月30日、31日の2日間にわたり、違約金として合計50万円を振り込みました。
5月31日、同様に女性がタスクをこなすため、高額報酬タスクへの参加費用10万円を振り込み、B女の指示どおりに暗号資産を購入していましたが、女性が購入金額を誤ったとのことで、損失を挽回するための費用40万円を要求されたことから、女性は損失を挽回する名目でB女が指定する預貯金口座に現金40万円を振り込みました。
その後、女性はサイト内の出金を担当するCのアカウントを登録し、Cと出金のやりとりを行ったが、Cから「違約金が必要。」「出金希望額の70パーセントである違約金を支払う必要がある。」などとメッセージが送られたため、女性はCに指定された預貯金口座に5月31日、6月3日に違約金としてそれぞれ現金10万円、約113万円を振り込みました。
6月3日の振込後、女性はCに出金を依頼しましたが、即座に引出ができないことを伝えられたため不審に思い、警察に通報して、合計約235万円の詐欺被害に気づいたものです。