ユニバーサルデザインとは、年齢、性別、文化、身体の状況など、それぞれの人が持つさまざまな違いに関わらず、誰もが暮らしやすい社会を実現しようとする考え方のことです。 |
私たちの周りにはさまざまな人が暮らしています。子どもやお年寄り、けがや病気で身体の自由が利かない人、妊娠している人、外国から来て日本語が分からない人・・・。このような一人ひとりの違い(多様性)を尊重して、「○○専用」というような特別仕様ではなく、はじめから誰もが使いやすい「まち」や「もの」、「サービス」を提供することがユニバーサルデザインです。
ユニバーサルデザインは、製品や建物などのハード面に視点が置かれがちですが、その原点にはすべての人が等しく社会の一員として尊重されるべきという考え方があります。大切なのは、お互いを理解し、思いやる心です!
UDガイドブック(P1-6) (PDF:3.4MB)
UDガイドブック(P7-12) (PDF:3.6MB)
UDガイドブック(P13-16)(PDF:2.8MB)
シャンプー容器のギザギザ
側面と上部に施されたギザギザ加工で、目を閉じていても触っただけでシャンプーとリンスを区別できます。
ノンステップバス
低床&バリアフリーの車内で、足の不自由な方はもちろん、高齢者の方も楽に乗り降りができます。
専用のスロープで車椅子利用者も乗り降りができます。
おつりや商品が取り出しやすい自動販売機
おつりや商品の取り出し口が高く設計された自動販売機。腰を曲げなくても楽な姿勢で買うことができます。
誰もが利用しやすい多目的トイレ
さまざなま人の利用を想定してつくられているトイレ。広いスペース、手すり、赤ちゃんのおむつ台など、誰もが利用しやすいトイレです。
高さの違う2段手すり
高さの違う2段手すりが設けられた階段。背の高い人も低い人も手すりを握ることができます。
ピクトグラム(絵文字)を用いた案内板
ピクトグラムと呼ばれる絵文字を用いた案内板で、一目でどんな施設か知ることができます。
カラーユニバーサルデザインとは
多様な色覚に配慮して、より多くの人に情報が正確に伝わるよう、色づかいなどに配慮することです。
見え方の違い
色は、人によって見え方が異なります。 たとえば、赤い色が見えにくい方の場合、カレンダーの日曜、祝日がわかりくいものです。
「カラーユニバーサルデザインの推進」へのリンク
ユニバーサルデザイン及びカラーユニバーサルデザインの考え方や必要性を広く知っていただくため、UD啓発グッズ、UD啓発パネル、色弱模擬フィルターの貸出しを行っています。
UD啓発グッズ貸出の詳細はこちら
県民の皆さんが多く参加される各種イベントにUDの啓発ブースを出展し、パネルや製品の展示、啓発リーフレット配布を行い、UD理念の普及啓発を行っています。
「ユニバーサルデザインの推進に関する鳥取県の取組」へのリンク
県民の方が参加されるイベント(講演会、シンポジウム、フォーラム、フェスティバル等)を開催する際、年齢や性別、身体の状況に関わらず誰もが自由に参加しやすいイベントとなるよう「誰もが参加できるイベントの手引き」を作成し、イベントUD化の取組を進めています。
市町村や企業の皆さまにおかれましても、この手引きを御参照いただき、ユニバーサル社会の実現に取り組んでくださいますようお願いします。
「誰もが参加できるイベントの手引き」へのリンク(福祉保健課のホームページ)