防災・危機管理情報



 中部担当の自然保護監視員が、日々のパトロールの中で発見したこと、感じたこと等を綴りながら、中部地区の魅力的な自然の数々をご紹介します。
 

2015年11月18日

季節は秋から冬へ

 二十四節気(にじゅうしせっき)の1つ立冬を過ぎ、冬の気配を感じる季節になりました。

 11月中旬、琴浦町一向平(いっこうがなる)を訪れると、紅葉が終盤を迎えていました。

一向平周辺の紅葉
琴浦町一向平周辺の紅葉

 一向平(いっこうがなる)から大山滝(だいせんたき)へ通じる自然歩道にはブナ、ミズナラ、イタヤカエデなどの落ち葉が降り積もっていました。ブナやミズナラなどの落葉樹は、冬の寒さに耐えるため秋に葉を落として休眠します。絨毯のようになった落ち葉を踏みしめながらハイキングするのも趣きがあります。

中国自然歩道
落ち葉が積もった自然歩道(琴浦町一向平)

 天神川や東郷池では、マガモを中心とする冬鳥の飛来が増えてきました。田園地帯では、鳥取県中部地区では珍しいオオハクチョウの親子が採食する姿も見られました。冬鳥は秋に北の国から渡ってきて越冬します。

オオハクチョウ
オオハクチョウの親子(北栄町)

 このような植物や野鳥の生態から冬が近づいていることを実感します。

中部総合事務所環境建築局 2015/11/18 in 国立公園,植物,中国自然歩道,野鳥



問合せ先

中部総合事務所 環境建築局 環境・循環推進課

(自然公園担当)
電話:0858-23-3276  Fax:0858-23-3266

(野生鳥獣・狩猟免許担当)

電話:0858-23-3153  Fax:0858-23-3266

  
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