2016年11月22日
鳥取県中部地震の発生から1ヶ月が経ちました。事務所のある倉吉市では体に感じる余震は少なくなりましたが、時折余震があると身構えてしまいます。鳥取県中部地区が、もとの落ち着いた生活を取り戻せるように復興に向けて頑張りましょう。 さて、11月2日に鳥取県の大山(だいせん)で初冠雪がありましたが、倉吉市から望む大山にも雪が見え、冬が近いことを実感します。 倉吉市の地蔵峠から望む大山東壁と烏ヶ山 11月中旬に琴浦町にある大山滝を訪れると紅葉が美しく、風が吹くたびに色とりどりの葉が落ちる様子は秋の終わりの風情を感じました。
大山滝の紅葉 一向平キャンプ場から大山滝までの中国自然歩道を歩く中で、特に吊り橋手前にある急階段付近の紅葉が美しかったです。クロモジやハウチワカエデの黄色、コシアブラの薄緑色、ブナの黄金色、イロハモミジのオレンジ色など紅葉が色とりどりでした。 急階段付近の紅葉 急階段から西方向に望む飯盛山と矢筈ヶ山 急階段を歩いていると落ち葉の上に可愛らしい虫を見つけました。背中が褐色で、白い模様が特徴的なアカスジキンカメムシの幼虫です。 アカスジキンカメムシの幼虫 大山には紅葉の名所が多くありますが、大山滝の魅力は、自然歩道に沿って気軽に歩いて紅葉や滝の景色を楽しめる所だと思います。歩いてゆっくりと紅葉を楽しむことは、車で回るのとは違い、地球環境にも健康にも良いです。自然に触れることは心を落ち着かせ、地震のストレスを緩和できる効果があると感じます。 例年12月に入ると、一向平キャンプ場では雪が降ります。吊り橋手前の急階段は、雪害防止のため12月上旬にロープを外します。このため、冬季期間は階段を通行止めとします。
中部総合事務所環境建築局 2016/11/22 in 国立公園,植物,中国自然歩道
中部総合事務所 環境建築局 環境・循環推進課
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(野生鳥獣・狩猟免許担当)
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