防災・危機管理情報



 中部担当の自然保護監視員が、日々のパトロールの中で発見したこと、感じたこと等を綴りながら、中部地区の魅力的な自然の数々をご紹介します。
 

2016年12月21日

野生の生き物の力強さ

 鳥取県中部地震の発生から2ヶ月が経ちました。事務所のある倉吉市では体に感じる余震はほとんどなくなりました。このまま平穏に地震が落ち着くことを願うばかりです。

 さて、今回は最近見かけた野生の生き物の様子を紹介します。まずは、湯梨浜町で見かけたチョウゲンボウです。チョウゲンボウは、ハヤブサの仲間で県内では冬に農耕地で見かける野鳥です。3日後にも同じ場所で出会いましたが、電線にとまって粘り強くエサを探し、道路や田んぼの昆虫等を見つけては舞い降りていました。

チョウゲンボウ
電線にとまってエサを探すチョウゲンボウ

 続いて、天神川のコハクチョウです。コハクチョウは、冬の使者として鳥取県中部地区では天神川にのみ飛来する冬鳥です。朝方の天神川では、採食地へと飛び立つコハクチョウの姿を見ることができます。

コハクチョウ
採食地へと飛び立つコハクチョウ

 このように、地震の影響をものともせず生きている野鳥の姿を見ると、野生の生き物の力強さを感じます。


中部総合事務所環境建築局 2016/12/21 in 野鳥



問合せ先

中部総合事務所 環境建築局 環境・循環推進課

(自然公園担当)
電話:0858-23-3276  Fax:0858-23-3266

(野生鳥獣・狩猟免許担当)

電話:0858-23-3153  Fax:0858-23-3266

  
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