湿度が高く不快な梅雨は、花がきれいな季節でもあります。悪い面ではなく良い面を見つけて、梅雨を楽しみたいですね。
さて今回は、山岳救急救命講習会の様子を紹介します!
6月28日、鳥取県西部地域を活動エリアとする自然保護ボランティアを対象に、西部総合事務所と日野振興センターが合同で講習会を開催しました。
登山や野外活動は楽しい反面、危険と隣り合わせです。ケガや病気になっても、すぐに助けが来るとは限りません。そのため日ごろからの準備や心得、知識の習得がとても重要です。
今回は米子消防署と鳥取県山岳協会から講師をお招きし、ファーストエイド(止血法、回復体位など心停止以外の一般的な傷病)と登山の心得を、実技を交えて講習していただきました。
止血方法から始まり、三角巾を使用した足首の固定方法等、教えていただきました。
登山で使用するストックを使用した骨折時の固定方法や熱中症への対処法等、どれも現場で役に立ちそうです。
最後に要救助者を搬送する場合のザックとストックを使用した背負子の作成方法を教えていただきました。この方法によると、担がれるほうも担ぐほうも楽なのだそうです。
一度怖い思いをすれば、無事に下山できたありがたみも感じます。しかし、そのような経験がないと、準備も不十分になりがちです。
登山や野外活動をされる方は、どんな危険性があるか再確認してみましょう。
「備えよ、常に!」の精神を忘れず、楽しみましょうね!
日野振興センター 2017/07/07