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2019年07月09日
木製品の調査研究を進めています

昨年度から「鳥取西道路」の発掘調査で出土した膨大な量の木製品の再整理を行っています。

木製品は3枚目の写真のように、ビニールに水と共に入れて、バキュームシーラーという機械で空気を抜いて密封して仮保管します。いわゆる真空パックです。こうすることで、空気に直接触れず、乾燥も防ぐことが出来ます。
また、かさばらず、コンテナ内に水を張る必要もないので収納もコンパクトになります(4枚目の写真)。

 

このように適切な保管をしないと、細菌による腐食や乾燥による変形がおきます。

 

2枚目の写真の例は、元々真っ直ぐだった木製品(1枚目の写真)が、乾燥して数字の「3」のように変形してしまったものです。こうしたことにならないよう、常にチェックを心がけ、早急な保存処理を実施していきます。

自然乾燥により曲がってしまった「ひご」

 

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センター紹介

 久松山地域は戦国時代以降鳥取城が築かれ、鳥取藩32万石の中心地でした。現在でもこの地域は県庁があり、行政の中心地となっています。

 しかし、戦国時代から遡ること約800年前の奈良時代、県庁から4キロほど離れたこの国府町に国史跡因幡国庁(現在の県庁にあたるもの)がありました。今ではひっそりとした田園地帯ですが、因幡三山(甑山(こしきやま)、今木山(いまきやま)、面影山(おもかげやま))に囲まれ、当時の面影を残す万葉の歴史と古代の出土品にあふれた万葉の里となっています。
 この歴史豊かな万葉の里の一角に埋蔵文化財センターはあります。


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