鳥取西高校で当センター所蔵の出土品を使った日本史の授業が令和元年5月23日(木)に行われました。
今回の授業は、縄文時代から古墳時代までのまとめの授業で、県内から出土した本物の土器を手に取ってもらいながら、どれが縄文土器、弥生土器、土師器、須恵器にあたるのか、また、その理由は何かということを考える授業でした。縄文土器や須恵器については、すぐ分かった生徒が多かったですが、やはり弥生土器と土師器の区別にはなかなか苦労していました。先生が古墳時代から竈(かまど)が出現したことなどをセンターが作成したイラストを使ってヒントを出すと、平底であった弥生土器が、古墳時代の丸底の土師器になり、かまどに適した器に変化していることなどに気付いた様子でした。
当センターでは、高校への出土品の貸出依頼にも協力しています。
授業の様子