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2019年07月18日
埋蔵文化財担当職員基礎研修を行いました。

 6月25日に、県内市町村で埋蔵文化財を担当する職員の方を対象に、基礎研修を行いました。

 今回は、発掘調査で出土した遺物の整理作業についての研修です。昨年度は研修の発掘調査現場で、発掘調査の方法などを学んでいただきました。

 研修当日は埋蔵文化財センターで行っている整理作業手順を説明した後、皆さんに土器の注記、実測、トレースや拓本を実践していただき、土器の復元作業までひととおりの作業を見ていただきました。

 参加者からは、「今後も研修の機会があったら参加したい」、「手順が分かってよかった」、「具体的な整理方法が聞けてよかった」などの意見をいただきました。

この研修は市町村の担当者で新規に採用された方や他部局から異動された方に対して、発掘調査を円滑に進めるための基礎的な技術、知識等を習得していただくことを目的に行っています。研修は3ヶ年で計画しており、どの年次からでも、3ヶ年参加すれば必要な技術、知識が学べます。

 今後とも充実した研修ができるよう工夫していきたいと思います。

【注記】出土情報を小さな文字で土器に記します。

【実測】実測ではまず、土器をじっくり観察して形や作り方の特徴をとらえます。

 

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センター紹介

 久松山地域は戦国時代以降鳥取城が築かれ、鳥取藩32万石の中心地でした。現在でもこの地域は県庁があり、行政の中心地となっています。

 しかし、戦国時代から遡ること約800年前の奈良時代、県庁から4キロほど離れたこの国府町に国史跡因幡国庁(現在の県庁にあたるもの)がありました。今ではひっそりとした田園地帯ですが、因幡三山(甑山(こしきやま)、今木山(いまきやま)、面影山(おもかげやま))に囲まれ、当時の面影を残す万葉の歴史と古代の出土品にあふれた万葉の里となっています。
 この歴史豊かな万葉の里の一角に埋蔵文化財センターはあります。


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