2020年12月9日
早いもので12月になり、気候が冬らしく寒くなってきました。
さて、先月も話題にした外来種のセイタカアワダチソウですが、希少種のハマナスの自生地でも見かけたので除去しました。
ハマナスの自生地に繁茂するセイタカアワダチソウ
ハマナスは、海岸沿いに分布するバラ科の植物で、鳥取県の絶滅危惧2類に指定されている希少種です。
5月のハマナスの花
セイタカアワダチソウは多年生植物で、根から再生するため根から抜き取ることがポイントです。
ハマナスの周りのセイタカアワダチソウを除去して気づいたことは (1)根から抜こうとしてもなかなか抜けない、途中で切れてしまう (2)根がしっかり張っているということです。
セイタカアワダチソウのしっかりとした根
セイタカアワダチソウを除去した後のハマナスの自生地
駆除後のセイタカアワダチソウ
これだけの量を抜くのに1時間以上かかりました。セイタカアワダチソウの繁殖力に驚いたと同時に、駆除するにはかなりの労力が必要だと感じました。
外来種を駆除する際は、土地所有者に了解をとって行いましょう。
主な参考文献 ・日本の外来生物 財団法人自然環境研究センター/編著 平凡社 2008年
中部総合事務所環境建築局 2020/12/09
中部総合事務所 環境建築局 環境・循環推進課
(自然公園担当) 電話:0858-23-3276 Fax:0858-23-3266
(野生鳥獣・狩猟免許担当)
電話:0858-23-3153 Fax:0858-23-3266
このページの見方
・記事のタイトルをクリックすると、全文が表示されます。
・「トップページ」をクリックすると、記事の一覧に戻ります。
・カレンダーの日付をクリックすると、その日の掲載記事が表示されます。 (※ただし、選択できるのは下線がある日のみです。)
・カテゴリーの項目をクリックすると、そのカテゴリーに分類された記事が表示されます。
Copyright(C) 2006~ 鳥取県(Tottori Prefectural Government) All Rights Reserved. 法人番号 7000020310000