2020年11月4日
11月4日、鳥取県の大山(標高1,729m)では今季初冠雪が記録されました。雪で白くなった大山を見ると、冬が近づいていることを実感します。
さて、鳥取県中部地区では、この時期あちこちで背の高い黄色い花が目立ちます。
琴浦町の休耕地
これは、キク科の植物のセイタカアワダチソウです。北アメリカ原産で、もともと日本には生育していなかった外来種です。日本へは、1897年(明治時代)に観賞用や蜜源植物として導入されたといわれています。環境省が指定している生態系被害防止外来種リストの重点対策外来種になっています。
手前がセイタカアワダチソウ、奥が在来植物のオギ
セイタカアワダチソウは、河原、荒地、休耕地、道路沿いで特によく見かけますが、在来植物などの生態系への影響が問題になっています。人間が意図的に広めたわけではありませんが、外来種の中にはこのように繁殖力が強く各地で定着してしまうものもあるため、注意が必要だと身にしみて感じます。
主な参考文献 ・日本の外来生物 財団法人自然環境研究センター/編著 平凡社 2008年
中部総合事務所環境建築局 2020/11/04
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