さぁ今年もセンターまつりのシーズンがやってまいりました。 がしかし今年も残念ながら”まつり”は中止に。 それでも昨年と同じく、ものづくり情報技術科2年生では校内限定の訓練成果発表として、イベントを実施することになりました。 また、毎年イベントの呼び物として機械、電気、プログラミングの訓練成果を生かしたオリジナルマシンを企画製作し、来場者の皆さんに楽しんでもらっています。
さて、気になる今年のテーマですが、実習室フロア全体をアトラクションスペースにして、巨大ドラゴンを出現させることになりました。 今回は、ドラゴン本体と関連システムの製作過程をご覧ください。
製作が始まったのは夏休みが明けた8月18日でした。
今年のメンバー5名は、機構と造形を担当するメカグループと、制御を担当するシステムグループに分かれてそれぞれ作業します。
キャラクタイメージの検討を重ねます
キャラクタの造形方法を考えて検証します
システムグループは制御回路を試作します
8月、構想と検討の期間が終わり9月に入ると製作に取り掛かりました。
建築用断熱材を張り合わせ造形します
少しずつ形が見えてきました
ウロコの部分は、ガムテープを一枚づつ折り曲げて貼りました
頭を支える土台などの構造物も製作を進めます
こちらでは制御ソフト担当が効果音の選定中です
ついにドラゴンの頭部が出現しました
アッという間に9月が終わり、10月はメカ部分と制御システムとのドッキング、そして動作テストを繰り返してデバッグ作業を進めます。
テスト中の制御盤です
口の開閉やスモークのテストを繰り返します
そして、ついに完成しました
今年度は生徒5名、製作期間2か月で、途中いろいろなアクシデントもありましたが、細部にもこだわり完成させることができました。 そしていよいよ本番当日、ドラゴンはうまく動いたのでしょうか?
なお、イベント当日の模様は次回お伝えしますので、お楽しみに~。