ここ日野郡は平地の米子に比べて、約4度の気温差があります。でも、夏は夏!
だんだん暑い日が増えてきました。一時は本当に夏がくるの?なんて思うほど
寒い日が続きましたが、ようやく本来の姿に戻りつつあるようです。
7月に入り、ネムノキのピンクとマタタビの白が目立つようになってきました。
ネムノキの花を見ると、気持ちもその花のように柔らかくなっていきます。フワフワ
とした美しい色合いの花からは、甘い香りがだたよい、やさしい気持ちにさせてく
れます。
マタタビは濃くなった緑の中に白く浮き上がり、涼しげに見えます。この白色は、
花が咲く時期に虫に受粉してもらいやすくするためのサインとして白くなるようで
す。
ネムノキ【マメ科ネムノキ属】
山や川原に生え、高さ6~10メートルになる樹木。花期は6月~7月。葉っぱは夜
になると閉じる。その様子が眠るように見えることから眠る木→ネムで名前の由
来となっている。
マタタビ【マタタビ科マタタビ属】
落葉のつる性。雄花、雌花に分かれており、6~7月に花を咲かせる。
マタタビはキウィフルーツの仲間。
日野振興センター 2010/07/06