2010年12月24日
農作業に牛馬が欠かせなかった頃、山間部のどの村にも草刈場がありました。餌や茅葺屋根の材料を採るためには広い面積の草原が必要だったのです。 昭和も30年代後半になると農家は競って耕運機(トラクターではありません。テイラーと呼んでいました。)を購入、たちまち牛小屋は耕運機置場へと主が入れ変わってしまいました。茅葺の民家が次々と姿を消していったのもこの頃です。 毎年春には火を入れることにより維持されてきた草原は役割を終えて雑木林やスギ、ヒノキの造林地になり、今どこを見ても質は別にして山は「木だらけ」状態です。 このように減少著しい草原ですが、県中部では近くに2ヵ所残っています。船上山とお隣の県の蒜山です。
中部総合事務所環境建築局 2010/12/24 in 県立自然公園,国立公園,植物,中国自然歩道,野鳥
中部総合事務所 環境建築局 環境・循環推進課
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