楽しみにしていた船上山の山焼きが去る4月14日に行われました。当初12日の予定でしたが、前日の雨で草が湿り延期されました。

　今回はこの様子をお知らせします。

        

 　断崖の下から煙が上がってきました。火は下に向かってゆっくりと拡がります。上に燃えるものがなくなった時点で、下から火が放たれました。

         

  バチバチ、ゴーゴーという音とともにダムサイトにいる見学者の上に黒く焼け焦げたササの葉が舞い降りてきました。         
   
  燃え上がるときにものすごい炎と白煙が立ち上りますが、案外早く収まります。枯れ草なので燃え切るのが早いのでしょう。

        
　
　残雪の部分を残して草原は真っ黒に。しばらくすれば新芽が伸びて青々とした草原に生まれ変わります。

　特有の様々な生き物の住む貴重な生態系が維持されること、「生物の多様性確保」に大きく貢献するもので、喜ばしい限りです。（自然保護監視員　浜辺正篤）