防災・危機管理情報



 中部担当の自然保護監視員が、日々のパトロールの中で発見したこと、感じたこと等を綴りながら、中部地区の魅力的な自然の数々をご紹介します。
 

2013年4月22日

はじめまして

 はじめまして。4月1日より中部総合事務所の自然保護監視員に任命されました金平です。どうぞよろしくお願いします。

 私は、大山の麓で生まれ育ち、一度都会生活を経験し、また自然豊かな故郷で暮らしていくことを選びました。都会の便利さも魅力ですが、自然の中で暮らしていく魅力もそれに勝るとも劣らないものがあります。この自然豊かな故郷を後世に残すためにがんばります。

 さて、最近中国自然歩道の管理作業で琴浦町(ことうらちょう)の一向平(いっこうがなる)に行くことが多いですが、東から眺める大山にはまだ残雪があります。一向平キャンプ場では山開き式が終わり、大山滝に向かってハイキングをされる方が増えてきました。安全な自然歩道になるように気を配っておりますが、急階段や道幅が狭い箇所があります。特にお子様連れの方は十分注意して歩行をお願いします。

琴浦町野井倉から望む大山
琴浦町野井倉から望む大山

展望台から望む大山滝
展望台から望む大山滝


 ここのところ春らしい天気が続き、パトロール中に通る田園風景では田んぼを耕すトラクターの姿を見かけるようになりました。御多分にもれず我が家でも先日田んぼの荒起こしをしたのですが、その際の野鳥観察の様子をご紹介します。

 トラクターで耕した後、土の中の虫を狙って、野鳥が近寄ってきました。
 ハシボソガラスがトラクターを追いかけるように怖がらず貪欲に虫を探していました。休憩用に準備していたおやつが袋を破られて食べられたのは、カラスの仕業です。カラスは用心深く、餌を遠くまで運んで安全な場所で食べてからまた餌を取りに行きます。
 それに比べ、セグロセキレイは虫を探しながら尾をふって、可愛らしい姿を見せていました。
 少し距離を置いて、ツグミがいました。虫を探しているのか、ただ遊んでいるだけなのか、2匹で「だるまさんが転んだ」のような動きをしていました。ピョンピョン跳ねて歩いては背筋を伸ばして止まる姿は微笑ましい限りです。
 ツバメは自由自在に飛行して、急上昇や急降下をして追いかけっこをする姿も見かけました。

 意外と身近な場面で、野鳥の動きを観察できるものです。

中部総合事務所環境建築局 2013/04/22 in 国立公園,中国自然歩道,野鳥



問合せ先

中部総合事務所 環境建築局 環境・循環推進課

(自然公園担当)
電話:0858-23-3276  Fax:0858-23-3266

(野生鳥獣・狩猟免許担当)

電話:0858-23-3153  Fax:0858-23-3266

  
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