2014年6月26日
鳥取県三朝町の三徳山(みとくさん)が、平成26年3月19日に大山隠岐国立公園に編入されました。この効果もあり、三徳山周辺では県外ナンバーの車をよく見かけるようになりました。今後、三徳山周辺の魅力について情報発信していきたいと思います。 この記事は、三徳山の植物に詳しい森本満喜夫先生と三佛寺米田良中住職に助言をいただき掲載しています。 ウォーキングセンターから望む三徳山 国宝投入堂(三佛寺奥の院) 三徳山(899.7m)は山岳信仰の山で、厳格に守られてきたため豊かな自然が残っています。今回、国立公園編入の決め手となった植物の特徴は3つあります。
見どころの位置 石塔付近[標高420m] 登山道を挟んで左側に落葉広葉樹のブナがあり、右側に照葉樹のアカガシがあります。 ブナは、樹皮が白っぽくなめらかで、葉はふちが波状なのが特徴です。 ブナの樹皮 ブナの葉 アカガシは、樹皮がささくれ、葉は厚く触るとかたいのが特徴です。この木は、葉が手に届くところについているため間近で観察できます。 アカガシの樹皮 アカガシの葉 このように、三徳山ならではの植物の特徴を現地で確かめることで、魅力を実感することができます。是非、三徳山の魅力を現地でお確かめください。 6月17日、三徳山を訪れると色とりどりの花に出会いました。 谷あいに咲く青紫のエゾアジサイ 岩場に咲くヤマツツジ 形が鐘楼に似たホタルブクロ 可憐に咲くエゾカワラナデシコ 登山の際にはルールを守り、自然を壊さないように楽しみましょう。投入堂までの登山は険しい道のため十分注意が必要です。また、今回ご紹介したルートでは三徳山三佛寺等への入山料が必要です。 関連リンク 三徳山三佛寺 記事内の背景地図等データは、国土地理院の電子国土Webシステムから配信されたものであり、カシミール3Dソフトで作成しています。
中部総合事務所環境建築局 2014/06/26 in 国立公園,植物
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