「生コン」って聞いたことありますか?
固まる前のドロドロしたコンクリートを「生コン」と言ってるんです。「生のコンクリート」ということですね。「この生コン、生きがいいね!」って、言うとか言わないとか・・・。
固まったコンクリートが強度不足だと、地震なんかで壊れてしまいます。そうならないように、生コンには「レシピ」があるんです。つまり材料の配合が重要なんですね。
土木システム科が倉吉市にある鳥取短期大学の生活学科 住居・デザイン専攻2年生の生徒さんと合同で、コンクリート実験を行いました。
(生コン材料配合の説明.JPG)
生コン会社の方に材料配合(レシピ)の説明をしていただきました。
セメントが大さじ3杯、水が大さじ2杯、砂と砕石が少々・・・。
実際には、使用目的に応じて、細かな配合が定められています。
(生コン製作実習.JPG)
写真中央の大砲のような機械で、生コンを練っています。
ミキサー車の後ろにある機械の小型版です。
鳥取短期大学の生徒さんも興味津々です。
(生コンの確認.JPG)
できあがった生コンの確認作業です。ただの大きな団子じゃない。
作業者の手前にある型に生コンを詰めて、その型を抜いたときに、どんな形になるかが重要なんです。
この形で良い生コンか悪い生コンかがわかります。
レシピ通りにできたかな?
この後は、7日後と28日後に強度試験(破壊試験)を実施します。