江府町下蚊屋(さがりかや)の小水力発電所、下蚊屋発電所が稼動開始しました。
水力発電所のうち1,000kW以下の小さな施設を「小水力」と呼び、河川や農業用水などこれまで利用されていなかったエネルギーを有効利用しようと近年注目されている発電方法です。
詳しくは、全国小水力利用協議会HPをご覧ください。
http://j-water.org/about/
下蚊屋ダムは、2001年に完成し大山を取り巻く江府町から大山町までの畑地かんがいを目的としたダムです。今回の発電所は、下流への放流水を発電に有効利用するものです。
先日行われた開所式では、主催の大山山麓地区土地改良区連合理事長の挨拶、来賓の祝辞と工事概要説明のあと、江府町立子供の国保育園による合唱が行われました。演奏は、県職員によるウインドサウンズサークル。
運転開始セレモニー。スタートボタンが押され、発電モーターの音が徐々に大きくなります。
住宅なら430件をまかなえる電気を毎日発電します。他に、県内には40カ所近い小水力発電所が稼働しており、更に3カ所を建設中です。
日野振興局 2015/07/28