宮ノ下小学校で出前授業を行いました

 平成30年7月18日(水)に、鳥取市国府町の宮ノ下小学校で中世の城跡について学ぶ出前授業を行いました。中世の城跡についての授業は、6月に行った末恒小学校に続いて2回目になりますが、今回は小学校のある鳥取市国府町あたりの城跡について取り上げました。
 小学校の周辺には末恒小学校がある湖山池周辺よりも多い16もの城跡があり、学校の裏山や子どもたちになじみのある甑山(こしきやま)にも城跡があることにびっくりしていました。
 城の防御施設について実際に体験した後、多くの城が造られた理由を考えてもらいました。すると「1つの城が攻められても、他の城の人たちと協力して敵を倒すことができる」とか、「自分の領地を守るため」といった意見が出て、授業を行ったスタッフも感心させられました。
合戦体験のようす
机を使って城の防御施設を疑似体験してもらいました

出前授業のようす
子どもたちから鋭い指摘が出ていました

遺物を見学しているようす
鎌倉時代から室町時代の出土品をみてもらいました。

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センター紹介

 久松山地域は戦国時代以降鳥取城が築かれ、鳥取藩32万石の中心地でした。現在でもこの地域は県庁があり、行政の中心地となっています。

 しかし、戦国時代から遡ること約800年前の奈良時代、県庁から4キロほど離れたこの国府町に国史跡因幡国庁(現在の県庁にあたるもの)がありました。今ではひっそりとした田園地帯ですが、因幡三山(甑山(こしきやま)、今木山(いまきやま)、面影山(おもかげやま))に囲まれ、当時の面影を残す万葉の歴史と古代の出土品にあふれた万葉の里となっています。
 この歴史豊かな万葉の里の一角に埋蔵文化財センターはあります。


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