「鹿野学講座」で出前講演をしました

 10月10日(木)に鹿野地区公民館の「鹿野学講座」に出かけてきました。

 講座には11人の方が参加され、青谷町内の遺跡や、青谷町出身の幕末の石工・尾崎六郎兵衛(通称「川六」)が作った石造物を巡りながら説明をしました。

 線刻壁画で知られる阿古山22号墳では「葬られた人物は誰だったのか」、「川六」の作品について「どこで作られたのだろうか?作ったものを設置するところまで運んだのだろうか?」といった疑問が出てきて、現地を訪れることで気づくことがあったようです。

 また、青谷上寺地遺跡整備室の収蔵展示では、他の遺跡では朽ちて残ることが少ない弥生時代の木製品の数々に見入っていて、優れたデザインなどに感心されていました。

 当センターでは、部屋での講演だけではなく、実際に現地に行って解説する取り組みも行っておりますので、ご利用ください。

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センター紹介

 久松山地域は戦国時代以降鳥取城が築かれ、鳥取藩32万石の中心地でした。現在でもこの地域は県庁があり、行政の中心地となっています。

 しかし、戦国時代から遡ること約800年前の奈良時代、県庁から4キロほど離れたこの国府町に国史跡因幡国庁(現在の県庁にあたるもの)がありました。今ではひっそりとした田園地帯ですが、因幡三山(甑山(こしきやま)、今木山(いまきやま)、面影山(おもかげやま))に囲まれ、当時の面影を残す万葉の歴史と古代の出土品にあふれた万葉の里となっています。
 この歴史豊かな万葉の里の一角に埋蔵文化財センターはあります。


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