鳥取・島根両県にまたがる中海が、平成17年11月8日にラムサール条約湿地に登録されました。ラムサール条約とは、重要な湿地やそこに生育する動植物を協力して守ろうという条約です。水鳥の生息地として国際的な重要性を持つ中海は、地元住民の同意のもとに、鳥獣保護区特別保護地区の指定や登録への国内手続きを終え、アフリカ・ウガンダで開かれた締約国会議で正式登録となりました。
しかし、条約登録はゴールではなく、あくまでスタートです。今後、環境保全や賢明な利用の取り組みを、知恵を出し合い進めていくことが一層大切となってきます。