高齢者への適切な看護、対応には、高齢者の特徴を正しく理解することが基本となります。今回、鳥取大学医学部保健学科(成人・老人看護学講座)教授 山本美輪先生を講師にお迎えし、「高齢者の理解:高齢者が入院するということは」というテーマで、研修会を開催しました。
研修では、講義のほか、高齢者体験をしました。二人一組になり、塗り絵や階段の上り下り、自動販売機でお茶を買うなど、高齢者の日常生活を擬似的に体験し、高齢者の体の特徴を体感することで、気持ちも含め考えることができました。後半は、アルツハイマー型認知症の症状の経過をもとに、高齢者の心や尊厳について学びました。
高齢者看護の土台・基本について、各自が学び、考えを深めることができた、大変、有意義な研修でした。
サポーターや重りを付けて高齢者体験中
福井大学医学部看護学科教授 長谷川智子先生をお招きして、看護診断に関する研修会を開催しました。
「看護が見える看護過程の展開」をテーマに第1部は「看護診断の基礎知識」「定義や根拠」「近年の変更点」の講義をして頂きました。第2部の事例検討では、各部署で看護診断の立案に困ったこと等を長谷川先生から具体的に指導を受けました。
天気の良い休日でしたが、約100名の看護師が「楽しかった」「わかりやすかった」「また長谷川先生の講演を聞きたい」などの感想が多く寄せられ、盛大かつ活発で学びの多い研修会でした。
厚生病院、第1回のオープンホスピタルを開催しました。午前中は看護学生を対象に、出産場面の再現、模擬手術体験、救命処置体験、DMATなど看護系のブースを中心に見学していただきました。
「感動した」「助産師になることも考えたい」「実習では見られないところまで、見ることができて良かった。」などの嬉しい声が聞かれました。
午後からは高校生を対象に、薬剤師、検査技師、臨床工学技士など病院で働く様々な職種のブースを中心に見学していただきましたが、「もっとゆっくり見学したかった。」との感想も・・・。(時間が短くてごめんなさい)
皆さんに楽しんで学んで欲しい、様々な職種を知って欲しいという、私たちの気持ちの溢れるイベントとなりました。参加してくださった皆さま、ありがとうございました。
院長の挨拶でスタート!
「赤ちゃんも頑張ってるよ」
執刀―「メス!」
患者さんを救え!
お薬-How much
DMAT隊員の熱い語り
研究発表会を予定していた2月11日は記録的な大雪となり、やむを得ず3月5日(日)に延期となりました。この日はうってかわって、小春日和の良い天気に恵まれ、急な変更で日曜日の開催であったにもかかわらず、大勢の職員が参加しました。
指導講師である倉吉総合看護専門学校の初田先生にもおいでいただき、29名の職員が、1年~2年かけて取り組んだ16題の看護研究を皆で共有しました。
例年、発表形式は口演のみでしたが、今年度、初めて示説も取り入れました。発表者は緊張しながらも、堂々と発表。会場の参加者からも質問が次々とあり、盛大かつ活発で有意義な発表会となりました。
2月11日大雪・・・またもや災害!
講演
示説
大型ポスター
「現状に基づく当院看護師の資質・教育的問題・課題」をテーマに、グループワークをしました。
各々の持ち寄った意見をKJ法で整理し、討議した結果をグループ毎に発表しました。新たな気付きや共感が得られ、今後の教育的支援について考えるきっかけとなりました。
今回の結果は、院内クリニカルラダーシステムの見直しなど、教育体制のレベルアップにつなげていきたいと思います。