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「地域から信頼され、中核病院の使命を果たす」

令和5年4月に鳥取県立厚生病院長に就任しました花木啓一です。
当院は、鳥取県中部地域の中核病院として、地域の病院・診療所では提供が困難な高度医療や救急医療、5大がんをはじめとする各種がん医療、周産期小児医療、災害医療等の分野において中心的な役割を果たすとともに、在宅復帰を念頭に置いた医療を提供してまいりました。これらは、この地域で唯一の公的病院である当院の使命であり、今後も大きく変わることはありません。引き続き、地域の皆様に安心して頂ける質の高い医療を提供してまいります。
鳥取県地域医療構想によれば、高齢化とともに2035年までは医療需要は伸び続けますが、その後は医療需要が減少するとの見通しを示しています。このような見通しの中で、この数年間では中部地域において入院を要した救急搬送件数は増加基調にあり、当院の受け入れ数も拡大しております。そこで、地域の皆様に安心して頂ける医療を継続して提供するため、当地域で予想される人口構成と医療環境の変化を見据えながら、それに対応した医療提供体制を整備するとともに、健全な経営を図ることが肝要であると考えております。
当院を取り巻く環境は大きな変革期にあります。今後とも地域の他医療機関と連携し、中部地域の医療の質の向上に貢献するとともに、地域の皆様から信頼される病院であり続けることを目指してまいります。

病院長   hanaki

  

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