こんにちは、コンピュータ制御科です。
いつの間にかクリスマスシーズン到来で、
今年も残すところあとわずかとなりましたが、いかがお過ごしでしょうか?
今日はコンピュータ制御科1年の、コンピュータ制御システム実習の様子をご紹介します。
4月の入校後から10月まで勉強してきた、コンピュータ、電気電子、自動制御、機械などの技術を実践する場として、工場の生産ラインにあるような自動制御システムの設計製作を行っています。
自動制御システム実践課題の第一弾として、シンプルな機構の「ピックアンドプレースユニット」に取り組んでいます。
読んで字の如く、「物をつかんで、運んだ先に置く」というものです。
これが設計製作した自動制御システムです。
上部左側にある茶色のアームの部分で、部品を掴んで右側へ運びます。
(設計製作した自動制御システム)
制御用の電気回路を搭載した「配電盤」の調整をおこなっています。
細部の配線一本一本までこだわりを持って丁寧に仕上げていきます。
これぞプロのエンジニア精神ですね!
(電気回路部の仕上げ)
制御システムの命ともいえる「プログラム」を作成しています。
システム動作の一つ一つを、C言語というプログラム言語で記述していきます。
(制御プログラムの作成)
右下にあるのが、「マイコン」というコンピュータです。
人間でいうと頭脳にあたる部分ですね。
このマイコンにプログラムを書き込んで、システムの動作を制御します。
(システムを制御するマイコン)
おや、動作試験中にトラブル発生です!
安心してください!
設計した回路を一つ一つチェックし、原因を特定していきます。
現場では想定外のトラブルに直面することが日常茶飯事です。
実践を通して現場でも役立つトラブル対処法を学んでいきます。
(制御回路のデバッグ)
このように、自動制御システムの設計開発から、組立調整までの一連の流れを体験していきます。
『自分で設計製作したメカが、自分の作った制御回路・プログラムで思った通りに操れる』 これがコンピュータ制御の醍醐味です!
自動制御システム課題の締め切りまで、あと2日。
完成めざしてラストスパートですね。
がんばれ、未来のエンジニア!