今年もいよいよ木造建築科に建前の時期がやってきました!
木造建築科では木造家屋を建てるための施工法、木材の選定から、墨付け、木材加工、そして木組み(建前)を経験して行きます。
今年は訓練生6名。九月中旬より、作業を開始しました。
今回は建前までの実習風景をご紹介します。
まずは墨付けをしていきます。加工するための線引きですね。
(墨付け)
木材加工の作業中です。真剣な表情ですね。
(木材加工)
かんなを使って削っていきます。もう手慣れたもんですね。
(削り)
そして、いよいよ待ちに待った建前です。
建前は大工にとって一番の腕の見せ場です!
それでは建前が進んでいく過程を順を追ってご覧ください。
(建前 Step 1)
(建前 Step 2)
(建前 Step 3)
(建前 Step 4)
そして、建前の仕上げです。
こうして棟桁を納めて、建前(上棟)が終わります。
(建前(上棟))
これで駆体の完成です。
(駆体完成)
この後、屋根下地作業など屋根・外壁下地施工に移っていきます。
(屋根での作業)
この日は、近くの鳥取短期大学の学生さんも来られ、
普段目にすることのない建前の過程を真剣な眼差しで見学されていました。
(鳥取短期大学 学生さんの見学1)
倉恒教授のわかりやすい解説にも、興味深く耳を傾けられています。
(鳥取短期大学 学生さんの見学2)
さて、今回は建前の実習風景をご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。
今後、内装の仕上げ・施工を行い、一通りの大工作業を体験し、2月下旬には大工作業の完成を迎えます。
このように、少しずつ経験を積み、自信をつけて、一人前の大工さんに成長していきます。
来年の4月からは、それぞれの道で大工さんとして活躍していきます。
はばたけ未来の大工さん!